実績紹介

2019年3月 臭気測定 

●臭気測定

段々と暖かくなってきました。暖かくなってくるとニオイは感じやすくなる傾向にあります。臭気というのは、鼻が感じるものですが、脳も影響してきます。個人差も大きいです。音などのように㏈(デシベル)といったわかりやすい単位もありません。現状、臭気をわかる形にしようとすると濃度を測定して、濃度で表す方法があります。しかし、この方法だと、個別の臭気(アンモニアやトルエンみたいな)の濃度しか測定できませんので、複合臭には対応できません。複合臭に対応するには、臭気指数を測定する方法があります。ただし、どちらもかなりの費用がかかってきます。臭気センサーを活用する方法もありますが、全ての臭気に対して反応してしまう(いいニオイも悪いニオイも)という欠点があります。弊社では、濃度測定・臭気指数測定・臭気センサー・臭気判定士の嗅覚を用いて、最適な形で臭気の測定を行っております。裁判や近隣トラブル、顧客クレームなどで、臭気の測定が必要な場合はお気軽にご相談下さい。

2019年3月 火災臭の消臭

●火災臭の消臭

ようやく気温も暖かくなってきて春の訪れが近づいてきました。冬場に怖いのはやはり火事ですよね。最近でも何件も火事のニュースが報じられていました。皆さんも暖房器具の取り扱いにはくれぐれ注意して火事を起こさないようにしてください。

さて、火事が起こった後に問題になるのは焼けた家財道具の処分に焼けた家屋の復旧だけではありません。実際に火事の現場にいかないとわかりづらいかもしれませんが、火事の跡のニオイというのは強烈なものがあります。人間の危険予測の観点から、焦げ臭というのは生理的に嫌悪をもよおすようになっているからです。今回も火災現場の消臭に行ってきました。といってもその家は燃えたわけではなく、火事が起こった家からの煙が家に入って家に焦げ臭がついてしまったということでした。幸い(かどうかはわかりませんが)化学製品が燃えた黒い煙ではなかったため、煤は殆どついてない状態でした。とはいえ煙ですので、いたるところにニオイがついて大変わけですが。ちなみに化学製品などが燃えた場合の煙のニオイは特段消臭が難しくなりますし、換気して放っておいてもなかなかなくなるものでもありません。やはり、火事は起こさないようにするのが一番ですね。

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