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ノロウイルス大流行の兆し

  •   2016年12月23日

●ノロウイルス大流行の兆し

ブログお読みいただきありがとうございます。消臭・消毒のクリーナーズスタッフの横山です。

ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が増え続けています。最近ですと2006年、2012年に続く規模の流行を見せています。国立感染研究所が20日に発表にした定点調査の速報によると、直近1週間(5日から11日)の1医療機関あたりの患者報告数が19.45人となっています。また宮城、埼玉、東京、三重、宮崎、福井、神奈川、兵庫、千葉、富山、静岡、愛知で、警報レベルとされる20人以上の患者報告数が記録されています。これまでに検出されたノロウイルスは近年流行がみられなかったタイプということで、免疫のない子供がかかりやすいとみられています。幼稚園や保育園、小学校などでも集団感染によって、学級閉鎖が行われたところもあり、注意が必要です。

ノロウイルスは感染力が非常に強く、患者との接触や、患者の排泄物・嘔吐物、ウイルスに汚染された食品などを通じて、口から感染します。手洗いの励行、感染者の糞便・嘔吐物の処理の際は要注意で行うなど注意してください。特効薬はありませんので、治るまでは、下痢や嘔吐に悩まされることになります。皆さんも気を付けてください。