実績紹介

2019年3月 臭気測定 

●臭気測定

段々と暖かくなってきました。暖かくなってくるとニオイは感じやすくなる傾向にあります。臭気というのは、鼻が感じるものですが、脳も影響してきます。個人差も大きいです。音などのように㏈(デシベル)といったわかりやすい単位もありません。現状、臭気をわかる形にしようとすると濃度を測定して、濃度で表す方法があります。しかし、この方法だと、個別の臭気(アンモニアやトルエンみたいな)の濃度しか測定できませんので、複合臭には対応できません。複合臭に対応するには、臭気指数を測定する方法があります。ただし、どちらもかなりの費用がかかってきます。臭気センサーを活用する方法もありますが、全ての臭気に対して反応してしまう(いいニオイも悪いニオイも)という欠点があります。弊社では、濃度測定・臭気指数測定・臭気センサー・臭気判定士の嗅覚を用いて、最適な形で臭気の測定を行っております。裁判や近隣トラブル、顧客クレームなどで、臭気の測定が必要な場合はお気軽にご相談下さい。

2018年5月 異臭調査

●異臭調査

異臭調査と一口にいっても、様々な事例があります。建物の材料が臭気の原因になっているケースもあれば、他の場所からの臭気の流入もあります。臭いの種類がわかれば、なにが原因になるかわかりますが、人間というものは、一度嗅いだことのある臭いでなければ、なかなか判別することができません。また犬ほど嗅覚が優れているわけでもありませんので、臭いをたどるというのは結構大変なものです。しかし、こういった調査の現場を経験していると、嗅覚が鍛えられてきます。通常の人よりは、臭いのもとをたどりやすいですし、色々な臭気を嗅いでいますので、行けばかなりの確率でどういった臭気かわかるようになってきます。但し、建物の材料系等の臭い(塗料系統の臭いや、スチレン系統の臭気は判別しやすいです。)、例えばアセトアルデヒド系統の臭気などは、経験してもなかなか判別しにくいので、こういった系統の臭気は、やはり機械で分析にかけるのがベストです。とはいえ費用がかなり高くなりますので、一般家庭でお申し込みされるのは、かなり難しいと思います。

5月も何件か異臭の原因を突き止めてきました。異臭に悩まされている場合は、ご相談下さいませ。

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