実績紹介

2016年11月 火災後の消臭と臭気測定

●2016年11月 火災後の消臭と臭気測定

マンションにて起こった火災による全焼後の消臭を行ってきました。お部屋の中はスケルトン(内装材などをすべて取り除いて、躯体だけを残した状態です。)になっておりましたが、躯体のコンクリートには大量の煤が付着していました。まずは、ニオイの原因となる煤を研磨と洗浄によって取り除いていきます。煤がすべて取り除かれたら、今度は躯体内部に浸透した焦げ臭を取り除いていきます。煤を取り除いても、火災後の煙がコンクリート内部に入り込んでニオイの原因になっているからです。洗浄法・吸着法・分解法など、状況に合わせて組み合わせて消臭していきます。今回は、かなり焦げ臭が強烈に残っていましたので、このほかにも弊社独自の工法を使用して消臭を行いました。

施工後に臭気測定を行い(施工前にも臭気を測定しております。)問題ない数値まで低減していることを確認して、施工終了になりました。ニオイというのは感覚的なものなので、こういった科学的データも併用して、消臭効果を判定することが大事になります。ご要望がある場合には、有害物質が残存していないかどうかも測定をおこなっております。これから。冬場に向けて火事も増加していくだろうと予測されます。火事というのは恐ろしいものです。皆さん油断せずに、火の元しっかりと点検してください。

2016年10月 火災臭の消臭

●火災臭の消臭

ようやく気温も下がってきて、秋という感じになってきました。これから、寒くなるにつれて、暖房器具の使用が多くなります。そこで多くなるのが火事です。この火事による直接的な被害はもちろんのことですが、燃えていなくても、煤や煙によって被害を受けることはあります。汚れは洗ったり、新調するなどすれば取り除けますが、厄介なのが独特の焦げ臭いニオイです。煙の粒子を吸い込んで、部屋中にニオイがこもってしまいます。今回も、燃えたのは別なところですが、煙が回って、火災臭が部屋中についているということで、消臭に行ってきました。焦げ臭いニオイというのは、人間の危機管理上、非常に敏感に働くようになっています。快適に生活されるうえでも、きっちりと消臭しなければいけないニオイの一つです。

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