実績紹介

2018年2月 臭気調査

●臭気調査

臭気調査の難しさというのは、臭気が目に見えないというところにあります。臭いはしているじゃないかといった指摘もありますが、この臭いが感覚(脳)にも影響を受けるので難しいのです。個人差として、臭う・臭わないの差もありますし、その臭気を快と感じるか、不快と感じるかといった違いもあります。また、一度気になった臭いは頭にこびりついてしまうといったこともありますし、順応といって臭いに慣れてしまうこともあります。そのため住んでいる人は何も感じないのに、周辺からクレームがくるといったこともあります。時間や風速、音の大きさのように機器で客観的なデータが示せればいいのですが、それも難しいです。厳密にいえば、機器で測定することは可能です。例えばアンモニアであれば、空気中の濃度を測定して臭いの強さを調べることはできます。しかし、尿や大便を例にとっても、そのニオイを構成する要素はアンモニアだけではありません。スカトールなど何種類もの成分が混じっています。この成分を全て調べるとなると、物理的にも大変ですし、費用的にも大変です。しかも、強い臭気であればまだ調べやすいですが、なんの臭いかわからない、人によって気になる人もいれば、気にならない人もいるとなると調べるのは大変です。色々な手法を駆使して調査するのはそのためです。先日は、臭気の成分の分析を行いました。こういった調査も行っておりますので、お困りの際はご用命ください。

2018年1月 ゴミ屋敷の害虫駆除

●ゴミ屋敷の害虫駆除

近頃、なにかと話題になるゴミ屋敷の問題があります。認知症や精神的な疾患といった要素からゴミ屋敷になるケースも多いですが、中には一見普通に見えてゴミ屋敷といったケースもあります。こういった人は、片付けが苦手、ズボラといった性格的な問題でゴミが溜まってしまって、そこから抜け出せないといったことになってしまいます。このようなケースは一度片付けてしまえば、直るケースもありますが、たいていの場合はリバウンドしてしまう傾向にあります。この点は太りやすい人が、ダイエットするのと似ているのかもしれません。

ちなみにゴミ屋敷で問題なのは、ゴミの撤去だけではありません。長年のゴミの堆積によって、ゴキブリやコバエ等など害虫が数多く発生してしまうことです。ひどい場合には、コクゾウやカツオブシ虫、ハエ、アブなども発生してしまいます。また。当該住宅だけでなく、近隣の住戸にもゴキブリの被害は及んでしまいます。以前、私が住んでいたマンションでゴキブリが急に大量発生するようになったのですが、管理会社にといあわせると、そういう疑いのある住戸があったそうです。

先日も、ゴミ屋敷のゴミを撤去したので、害虫の駆除を依頼され、家のハウスクリーニング(汚い環境だとまた害虫が発生するので、綺麗な環境にすることが肝心です。)と害虫駆除を行ってきました。リバウンドすることなく、普通の生活に戻られるといいですね。

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