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故人様が亡くなった際の「目」と特殊清掃

  •   2011年11月29日

■ 故人様が亡くなった際の「目」と特殊清掃 ■

ブログをお読みいただきありがとうございます。消臭・消毒のクリーナーズのスタッフ、山田です。今回は「故人様が亡くなった際の「目」と特殊清掃」についてです。
今回のテーマは「目」です。

人が亡くなった際に、目がどういったものになるのか、ですが
・目が閉じられないとき
・瞼が薄く開眼しているとき があります。

●瞼が薄く開眼しているときはどのようにすべきか、ということですが、医療関係者さんや葬儀会社さんの関連でいうと、このようにすべきだそうです。
瞼に湿ったガーゼや脱脂綿をあてることは避ける、なぜなら、瞼に水分を含んだガーゼや脱脂綿を数時間あてた状態でいると皮膚がふやけてしまい、外す際や上眼瞼を指で摘んだ際に傷つけてしまうことがあるそうです。特に高齢者は表皮が薄いので剥離しやすく傷つきやすいことや、剥離した部位は革皮様化し傷跡を残すことがあります。
栄養状態が悪く痩せている場合は、皮膚の乾燥が強いので開眼した後、眼瞼に少量のベビーオイル等の油分を加えておくとよいそうです。

●目が閉じられない場合はどのようにすべきか、ということですが。
生前から数日間に及んで目瞼が開いているケースでは、上眼瞼と下眼瞼のあわさる部位が乾燥して赤く又は薄茶色に変色し硬化しているのが観察されます、そしてこの場合には、完全に閉じることは困難といえます。また稀に強度の痩せによって瞼が開眼している場合がある、内分泌障害・脳疾患等により脂肪組織が焼失して極度にやせていることを「るいそう」といいます。死後時間が経過するに従って大きく開眼していきます。開いた瞼から見える焦点が定まらない瞳は、対面する家族を悲しませるので配慮が必要です。
「るいそう」による開眼の場合は、無理に閉じようとしないで、時間経過とともにますます大きく開眼してくることを想定して、両眼を清潔なガーゼで覆うなどの配慮をしていくそうです。

目は口ほどにモノを言うということわざもありますが、目つきは、口で話すのと同じくらい気持ちを相手に伝えることができる、ので配慮が必要です。
クリーナーズでもそういった意識を強く持って、業務に取り組み実践しております。

 

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