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死後の髭とマリーアントワネットのギロチン

  •   2011年10月17日

■ 死後の髭とマリーアントワネットのギロチン ■

ブログご覧いただきありがとうございます、クリーナーズスタッフの三宅です。
今回のテーマは「死後の髭とマリーアントワネットのギロチン」です。

少し変わったテーマですが、死後の話について。
ご遺体に触れる機会もあるクリーナーズの業務ですが、ふとしたときにある不動産管理会社のオーナーさんに聞かれたことがあります。
「前に孤独死された方なんやけど、普段きれいにひげを剃ってたのに亡くなったときには髭が生えていたのは、ひょっとして死後に髭はのびるの?」

聞かれてふと思い出しましたが、死亡直後に剃ったはずの髭が、次の日には少しのびているということは実際にあります。ただ髭については「髭は亡くなった後でものびる」と錯覚してしまうが、死後に髭はのびることはなくて、皮膚が乾燥して収縮し、皮膚の中に隠れていた毛根が出てきたため、のびたように見えるというものなんです。事情を話すると納得していただきましたが。

またご遺体の話だと、フランス革命でマリーアントワネットが最期ギロチンにかけられた後、その顔が硬直して目が開いたという話を聞いたことがあります。
これは、マリーアントワネットの呪いではなく、閉じていたはずの瞼が開いてきたのは、皮膚の乾燥なんです。
時間が経過すると瞼の乾燥が進み、次第に開くことがあります。そういった人体の作用なんですが、その光景を後世まで伝説として伝えているようです。
余談ですが、ご遺体について死後処置で瞼の内側に脱脂綿を薄く入れたりする行為は時間経過に伴う眼球の陥没の防止と乾燥による開眼防止のため、なんです。

生命の停止はさまざまな症状が現れます、だからこそ、そういった知識をしっかり知っておく必要があります。

 

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